癌ブログ4 検査結果

もくじ
いざ、出陣!
2020.4.17
娘も一緒に行く!と言ってくれて、大親友Cと3人でクリニックに向かいました。
行きの車の中でもたくさん話をして「最悪な場合を考えて行くよっ」と3人で気持ちを整えました。
終わったら美味しいもの食べようね!って。
待合室では、さすがに番号呼ばれる前はどきどき。
「24番の方~~」 呼ばれた! 行ってくるね!
部屋に入ると、また、先生の様子ですぐわかる。 ほんまわかりやすっ
先生 「娘さんも来られてますね。娘さんはまだ未成年だよね?」
この質問でもうアウト決定。
Kao 「はい。とりあえず話は私1人で聞くつもりです」
先生 「そうですね。あまりいい報告ではないのでそのほうが…」
で・す・よ・ね
*左胸のものと、ワキのものは同じ細胞(転移であるという証拠)
*ワキへの転移の量・大きさなどからステージは3
*この時点でもし、肺や他の臓器に転移があった場合はステージ4になる
コロナの影響でクリニックが空いていたため、このまますぐにCT検査をしてもらえることに…
(肺や他の臓器に転移がみられるかどうかの検査)
結果から言うと、他への転移はありませんでした
不幸中の幸いです。
最悪な場合を想定していた分、この時点で少しほっとしたのを覚えています。
腋窩リンパ節への転移
私の場合、ワキから鎖骨にかけての広がりがレベル3で、ぎりぎりのとこまで広がっていたので、肺に転移しているかも…と先生も内心思われていたようです。

乳がんのがん細胞が最初に転移するリンパ節のほとんどが「腋窩リンパ節」(えきかリンパせつ)で、そこからリンパの流れにのって、周辺のリンパ節に入り込み。全身に転移すると言われています。
がん原発の切除とともにワキのリンパ節を切除することを腋窩郭清(えきかかくせい)といい、これが現在の「標準治療」となっています。
リンパ節郭清の範囲はワキの下から鎖骨に向かって、レベル1から3に分けられます。周辺の脂肪とともにリンパ節を切除します。現在はレベル1からレベル2の郭清が一般的です。
ということは、私の場合は今の段階での切除はできない。
先生いわく、できないことはないけど、範囲が広いので術後の後遺症がひどくなる。と説明を受けました。
腋窩リンパ節郭清を行うことで、手術した側の腕が上がりにくくなったり、しびれたりする症状のほか、リンパの流れが滞り、腕や手がむくむ「リンパ浮腫」という合併症が起こることがあります。
*リンパ浮腫*
リンパ浮腫とは、がんの治療部位に近い腕や脚などの皮膚の下に、リンパ管内に回収されなかった、リンパ液がたまってむくんだ状態のことをいいます。この症状は発症すると治りづらく、進行しやすいため、むくんだところが重くなる、関節が曲げづらくなるなど、生活にも影響することがあります。
なので、先生としては、抗がん剤で癌を小さくしてから手術をしてはどうかと。
あとは乳がんにも種類があり、それによって治療法が異なるため、組織診をすることに。
乳がん組織診
組織診とは、細胞が構成している組織を採取し、顕微鏡で調べる検査方法です。
「生検」(せいけん)とも呼ばれる検査方法で、特別な針を使い病変の一部を採取する方法(針生検)が一般的です。
細胞も一部ではなく広範囲の細胞が構成している組織を採取するので、細胞診よりも確実な診断ができると言われています。
組織診にも種類がありますが、私がおこなったのは「吸引式組織生検」でした。

吸引式組織生検で使う針は、針生検のものよりやや太く(約4mm)、溝があります。刺した針の先端が開き、そこから病変の一部を吸引すると、吸引された組織はこの針の溝に入っていきます。そして針の中を通り、外へ取り出されます。

麻酔をするので痛みはないのですが、
検査前に先生の言った、
「針を刺して病変にたどり着いたら、ドリルで回し取る感じで一部を切り取り、吸引して取り出します」
と、説明のほうが怖い。
私は手術とか見たい派なのでいいとして、普通の女性にはこの説明はしないほうが…(汗)
そして、ドリルの音がかなり大きく、さっきの説明されてることによりすごい想像してしまうという。
ただ、痛みはないのでご安心くださいませ!
組織診の結果は2週間後。
帰り~夕食

待っている間、私より、娘より、ずっとずっと泣きそうな顔をして落ち着かなかったのはCちゃんでした。
本当に優しい。いつもありがとう。そして、今日はつきあってくれて本当にありがとう!
ということでお食事。もちろんノンアルコールで☆
娘はというと…。さすが私の子。
クリニックの隣の服屋さんでお買い物して、試着までしてたとか(笑)
そんな彼女を誇りに思います♡ ありがとう。
うん。なるようにしかならない。 楽しく過ごそう!!